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月下独酌Ⅴ

前勝山市議会議員 松村治門のブログです。 ご意見は、harukado.0501@gmail.com まで。お待ちしております。

選挙にまつわるエトセトラ

 

投票場へ一番乗りすると、とある特典が。

あなたが、投票場へ一番乗りしたとします。すると、あなたは選挙管理委員会から次のようなお願いをされることでしょう。

「投票箱の中を確認してください」

 

誰かがこっそりと投票箱に不正をしかけないように、1番最初に投票する人は中身が空であることを確認します。これを「零票確認」と言います。

 

ちなみに、公職選挙法施行令第34条に定められています。

公職選挙法施行令第34条

投票管理者は、選挙人が投票をする前に、投票所内にいる選挙人の面前で投票箱を開き、その中に何も入っていないことを示さなければならない。

 

これを目当てに1番乗りをする人もいらっしゃるようです。2chで言うところの「2Get」の心境なのかもしれません。
皆さんも一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?


投票済証」という隠れアイテム

投票場へ行くと投票用紙をもらいます。他にも投票済証と呼ばれる隠れアイテムが存在します。

 

これは、文字通り「投票が済んだことを証明します」というもの。自治体によってデザインは全く変わります。私は勝山市投票済証がどのようなものかを確認したことがありませんw

ぜひ、皆さんも投票済証をもらって、「私のところはこんな投票済証なんだ」と確認してみてください。せっかくなので、ゲットした投票済証は、Facebook等で公開してみてくださいw

ただし、投票済証は投票所で係りの人に申し出ないともらえません。もちろん、投票が済んだ後でもらってくださいね。



投票用紙にも、ある細工が

さて、何気なく扱っている投票用紙にも、隠れた細工がなされています。

1枚1枚確認しなければならない集計作業を効率よく行うために、投票用紙には「形状復元紙」が使われています。

 

候補者の氏名を記入した後、多くの人は投票用紙を二つ折りにして投票箱に入れることでしょう。この二つに折られた投票用紙は投票箱の中で「形状復元」つまり、二つ折りの状態から元の状態に戻るのです(こっそりと)。

 

 

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最下位が二人いたときは、どうする?

「1票の重み」とはよく言われる言葉ですが、本年11月16日に執行された舞鶴市議会議員選挙では、定数28名のところに、28番目得票者が二人でるという異例の事態が発生しました。俗にいう「最下位が二人いる」状態です。


 このような事態が発生すると、市の選挙管理委員会は大わらわになります。まずは、徹底的に無効票を調べねばなりません。なにしろ、無効票のうち1票でも有効票が出てくれば結果は変わりますから。
 舞鶴市議会議員選挙では、無効票はありませんでした。両者ともに1057票。

 

そこで、伝説の公職選挙法第95条第2項が出てくるのです。
それこそが「くじ引き」 

公職選挙法第95条第2項

当選人を定めるにあたり得票数が同じであるときは、選挙会において、選挙長がくじで定める。

 両者の届出番号を書いた紙を箱の中に入れて、選挙管理委員長がこれを引くことになるのですが……いくら規則とは言え、委員長も心中穏やかではないでしょうね。

 

 

選挙七つ道具

選挙期間中の選挙活動は、朝の8時から始めて構いません。
ところが、選挙初日は朝8時から選挙カーが動くことはありません。なぜなら、「選挙7つ道具」が選挙管理委員会から届かない限り、選挙カーを動かすことができないからです。

この選挙7つ道具とは、

 ①選挙事務所の標札

 ②選挙運動用自動車・船舶表示板

 ③選挙運動用拡声機表示板

 ④自動車・船舶乗車船用腕章

 ⑤街頭演説用標旗

 ⑥街頭演説用腕章

 ⑦個人演説会用立札等の表示

を指します。

 例えば、私もそうですが、選挙カーに乗っている「候補者」はシートベルトをしめなくても構いません。普通に考えれば道路交通法違反ですが、この7つ道具の(どれか)をつけることで免除されているのです。

ただし、選挙カーから身を乗り出して手を振る行為は、ダメですw
(程度の問題ですが)

 

 

 

1票の格差?

日本で一番人口の多い村は沖縄県読谷村で人口3万9000人。逆に、日本で一番人口の少ない村は東京都青ヶ島村で、人口201人。

ぐるりを山に囲まれた・・・ファイナルファンタジーの世界に出てきそうな島でして、一度でいいから行ってみたい場所です。

 

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小さくても立派なひとつの自治体ですので、村議会も存在します。定数は6名。
昨年、任期満了につき村議会議員選挙が執行されました。

その結果はこちらから

う~ん……なんというかw

 

 

 

選挙に行ってオマケをもらう?

先だって行われた沖縄県知事選挙では「選挙割」とのイベントが行われました。先ほど申した「投票済証」をゲットして、飲食店で見せると1000円割引になるというもの。詳しくはこちらから

 

同様の取り組みは、過去にもさまざまな場所で行われました。

横浜市の「センキョ割」や、岩手県の「未来はぼくらの手の中プロジェクト」など。

 

中には、箱根ホテル小湧園のように、投票済証を提示すると宿泊料金が50%安くなるというサービスをつけているところも。

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投票済証はどの自治体のものでも良さそうですが、要確認ですね)

 

特典があるから行く、ないから行かないというものでもありませんが、国民の権利・義務として投票を行い、ついでに特典も味わうというのは乙なものかもしれません。