【資料】平成24年度福井県立恐竜博物館の利用状況等 その2 リピート率他
福井県立恐竜博物館年報第13号より抜粋
■アンケート調査による入館者の状況
【来館回数】
平成24年 平成23年 平成22年
はじめて 64.8% 64.3% 60.5%
2回 15.4% 14.7% 14.8%
3回 5.9% 6.2% 6.1%
4回 2.9% 3.0% 2.5%
5回 2.5% 3.0% 2.6%
6回以上 5.3% 4.6% 4.6%
無回答 3.3% 4.1% 8.4%
(松村)
恐竜博物館を2回以上訪れる人をリピーターと定義するならば、リピート率は平成24年で35.9%、平成23年で35.7%、平成22年で39.5%となる。おおむね、35%と考えて良い。3回目以降のリピーターの多さが特徴である。
【都道府県別アンケート回答者状況】
平成24年 平成23年 平成22年
北海道・東北 1.1% 1.3% 1.2%
関東 7.5% 6.8% 6.5%
北信越 24.8% 28.1% 29.8%
東海 29.0% 26.4% 21.7%
近畿 31.0% 30.7% 32.9%
中国 1.5% 1.5% 1.5%
四国 1.0% 0.9% 0.8%
九州・沖縄 1.4% 0.7% 0.4%
海外 0.4% 0.4% 0.5%
無回答 2.3% 3.2% 4.8%
(松村)
北信越、東海、近畿で入館者の9割弱を占める。注目すべきは、東海地方からの誘客が堅実な伸びを示している点である。これと対照的に北信越からの誘客が減少している。
この理由は、県内誘客の全体に占める割合を見ればわかる。
平成22年 16.8%
平成23年 14.6%
平成24年 12.4%
つまり、福井県内から恐竜博物館に来る人々が全体に占める割合は減少傾向にある。これは、県内からの誘客は一定数で推移しているのに対して、県外客が増加するために、結果として割合として減少するからである。
(松村)
本アンケート調査は、通年で採られた。したがって、恐竜博物館の入館者の動態を正確に反映しているものと思われる。